素敵なレンズとの出会いは女性との出会いに似ている気がするんだ

2020年2月16日から銀座松屋で開催されているカメラ中古市に行ってきたんですよ。

僕も昨年の秋からLeicaM10を使っていまして、ズミクロンの35mmをメインで使っているんですよ。

んで50mmはSonnarというレンズを使っているのですが、どうせライカを使っているんだから50mmもライカのレンズを使いたい欲が出ていましてカメラ屋さんを覗いてはお目当てのレンズに出会えずにいました。

そして世界の中古カメラ市なるものが開催されるとのことで、コレはいい機会だと初日が日曜日ということもあり仕事も休みなので行ってみることにしました。

縁がなかったと立ち去るのみ

実はずっと「欲しいな・・・」と思っていたレンズがあるんです。

自分の生まれ年のレンズを探している時に知ったレンズは通称「貴婦人」

Leica Summiluxの1stレンズ

最初はLeicaのレンズ本で作例を見てから興味を持って自分で使ってみたいという欲がでてきました。

今回の中古カメラ市で目指すは「貴婦人」！

僕が到着したときには友人がすでに何本かの貴婦人を見つけていました。

実はあまり値段を知っていませんでしたｗ

本には15万から30万くらいと書かれていましたが、ふむ・・・20万か・・・

しかし別のお店でフィルターとフードが付いていた上に美品。

ほとんどレンズにクモリもキズもチリもない状態で24万円で売られていました。

自分のLeicaに着けて試し撮りをしてみましたが、なんともステキな写り具合・・・

ほしい・・・が、値段がおいそれと庶民があっさり買えるような値段では無い・・・

頭の中にめぐる「買わずに後悔するよりは・・・や買わない理由が値段なら・・・」等の格言。

肝心なところでグズグズ悩むダメ男（何

しかしながら、ちょっとこのレンズで気になることがあるのでイマイチ買うには踏ん切れないところもありました。

勇気は何処に？君の胸に・・・

しかし流石に衝動買いする値段でもないので今日は引き下がろうとする情けなさを出してひと目見て帰ろうとした時に、例の「貴婦人」を手にとって眺めている人が・・・

そしてそのままその方がお買い上げ・・・

仕方がない縁がなかったと思って諦めよう・・・

あの貴婦人は僕の心のフォルダーに保存してその日は涙で枕を濡らしました・・・

よいレンズとのめぐり合わせは女性とのめぐり合わせに似ているのかも知れません
縁がなかったと背中を向けて立ち去るのみ・・・#Leica　#貴婦人　 #ライカびと #LeicaM10 pic.twitter.com/Co3aEDbYfg

— キュウ＠恵海人 (@kyu7_com) February 16, 2020